挨拶

 

 

 

 「チーム柴田の あくなき挑戦」 

  

 宮城県柴田高等学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

 県内初の「体育科」を有し、柴田町唯一の高等学校である本校は、昭和61年(1986年)4月に開校し、これまで6千余名の卒業生を輩出してきました。特に、スポーツにおいては、体育科・普通科の別なく、これまでに日本代表選手、インターハイ・全国高校選抜・国民体育大会の優勝選手、複数のプロアスリートを輩出するとともに、開校以来の悲願であった甲子園出場(第93回選抜高等学校野球大会)を果たすなど、県下高等学校の追随を許さない確固たる地位を確保してきました。

  本校には「夢実現」という合言葉があります。これは、第8代校長が掲げた「志を立て 耐えて 励んで 夢実現」のフレーズが、時の経過とともに前3節が省略され、現在の「夢実現」のみが残ったものです。夢を描いて本校に入学した生徒たちは、その実現に向けて直向きに取り組み、時に涙し、何度つまずいても立ち上がり、夢を夢で終わらせない・・・これまでの先輩方の真摯な取組は、やがて本校を象徴する合言葉となりました。そして、仲間の夢を認め合い、互いに切磋琢磨し、励まし合える環境は、本校の大きな特長です。

  本校では昨年度来「文武不岐(ふき)」を掲げ、学校生活を送っています。学校における教育活動は、「文」(=授業を中心とする学習活動)と、「武」(=部活動を中心とする諸活動)で構成されていますが、これらは決して別々のものではなく、互いに相乗効果をもたらすものと考えます。「文」による学びや気づきが「武」を強くすることにつながり、「武」への真剣な取組が「文」における集中力アップにも生かされるのです。私たちに与えられた時間は平等かつ有限ですが、文武不岐の姿勢で臨めば、本校生はまだまだ伸びていきます。

  これから高校選択をする中学生とその保護者の皆様には、本校が主催する年3回のオープンキャンパスに御参加いただければ、充実した学校施設をはじめとする本校の「特長」と「魅力」を十分に感じ取っていただけるものと確信しています。是非とも本校において、一緒に「夢の実現に向けて充実した3年間」を過ごしてみませんか。

  令和6年度の『チーム柴田』が本格的にスタートし、夢の実現に向けた本校の「あくなき挑戦」は今後も続きます。本ホームページを通して「柴高生の活躍」を御覧いただくとともに、今後とも本校の教育活動に御理解と御支援を賜りますようお願い申し上げます。  

  令和6年4月                          宮城県柴田高等学校 

                                   第15代校長 山崎 健二