挨拶

「私たち前に道はない・・・私たちの後に道ができる。」

 県内初の体育科を有し,また,柴田町唯一の高等学校として柴田高等学校は,昭和61年4月に開校しました。新設校構想から携わってこられた 菅原良雄 初代校長,佐竹眞義 初代教頭は,常に「私たちの前に道はない・・・」と訓辞されていたのでした。

 「・・・私たちの後にできた道・・・」,以来,6,306名の卒業生を輩出し,官・学・政財界で活躍する人材を育成してきた柴田高校。特に,スポーツにおいては,体育科・普通科の別なく,これまでに日本代表選手,国民体育大会・全国高等学校総合体育大会=インターハイ優勝選手・複数のプロ野球選手等,また,現在も4名の全国大会優勝者が在籍しており,県下高等学校の追随を許さない地位を確立してきました。

  昭和~平成,そして「令和」の時代へと柴田高校も新しい時代の幕開けに挑まなければなりません。これからの時代を生き抜いていくためにはどのような姿勢が必要なのでしょうか。柴田高校にはそのひとつの答えがあります。

 

「柴田高校 夢実現 ~ 夢を志に換える2019 ~」

 「夢実現」・・・柴田高校の合言葉です。平成18年頃,馬場潤一 第8代校長の頃に本来の全文は「志を立て 耐えて 励んで 夢実現」として掲げられたフレーズです。時と共に前の3節が省略され,現在の「夢実現」のみが残りました。

 一方で,その夢を誰もが現実のものにしているのでしょうか・・・夢は誰もが,小さな子どもでも見ることはできます。しかし,その夢を実現させることのできるのは,夢を夢で終わらせない人だけです。夢に向かって一歩一歩,何度転んでも立ち上がり,懸命に階段を登り切った人だけなのです。すなわち,それを言葉に置き換えれば,「志(こころざし)」・・・夢と志は全く異なるもの,志は行動を伴うものなのです。夢実現のためには,夢を志に換えることが必要となるのです。「柴田高校 夢実現 ~夢を志に換える~」,・・・ここ柴田高校はその出発点なのです。

 

「ひとつの家族 柴田高校」

 私たちは,家庭・学校・地域を通じて社会と関わっています。それぞれ異なる役割があるところですが,生徒の成長を願う想いは,保護者・教職員,そして地域の方々も同じであると確信しています。その思いを言葉にすれば・・・それは「家族」。

 柴田高校に集う全員が,共に支え合い・励まし合う「ひとつの家族」です。生徒466名・教職員51名一人一人が自分の幸せとともに「家族の幸せ」を希求して参ります。

 

宮城県柴田高等学校長 土生 善弘(HABU Yoshihiro)