2025年5月の記事一覧
『柴高通信』第3号を発行しました
新緑の季節、各地で地区総体が行われ、本校の生徒たちも競技に真摯に取り組みました。バスケットボール部は、男女ともに決勝に進出し、白石高校と対戦。惜しくも優勝には届きませんでしたが、堂々と準優勝を果たしました。昨年と同じ結果に、悔しさもにじみましたが、県総体でのさらなる成長をめざし、練習にもいっそう力が入っています。
今号では、図書館活動が文部科学大臣表彰を受けたこと、そしてICTを活用した学びの取り組みについても紹介しています。生徒の学びと日常の姿にふれていただければ幸いです。
陸上競技部・サッカー部 壮行式を実施しました
5月21日(水)、県高校総体に出場する、陸上競技部・サッカー部を激励する壮行式を実施しました。会場となった中庭では、出場する選手たちが堂々と決意を語り、それを見守る生徒たちから温かい拍手が送られました。
生徒会長・米谷煌愛さん(船迫中出身)が開式の挨拶に立ち、「これまでの練習の成果を存分に発揮し、結果以上に自分らしいプレーをしてきてほしい」とエールを送りました。
陸上競技部からは、男子代表の佐々木龍正さん(富沢中出身)、女子代表の大槻茜さん(中田中出身)がそれぞれ決意を述べました。「東北大会・インターハイへの出場を目指し、自己ベストを更新できるよう全力を尽くしたい」と力強く語りました。
また、サッカー部代表の兜森楓芽さん(船迫中出身)は、「今大会は単独チームで出場する初の機会。仲間17人とともに、1回戦突破を目標に全力で戦ってきます」と、意気込みを表明しました。
校長の山崎健二先生からは、「物事の成否は準備にかかっている」との言葉が贈られ、「本番に向けて、心身ともに最高の準備を整えて臨んでください」と激励の言葉がありました。
最後は、校歌を全校生徒で斉唱し、壮行式は温かい雰囲気の中で閉式となりました。
出場選手の皆さんの健闘を、学校全体で応援しています。
令和7年度 交通安全・ネット被害防止・薬物乱用防止教室を実施
5月9日(金)、本校第一体育館にて、全校生徒を対象とした「交通安全教室」「ネット被害防止教室」「薬物乱用防止教室」を実施しました。生徒の安全意識を高めることを目的に、それぞれの分野の専門家を講師としてお迎えしました。
交通安全教室では、大河原警察署の鈴木真平氏が、自転車事故の実態やヘルメットの重要性、事故の責任について分かりやすく説明。ネット被害防止教室では、永井千智氏がSNSトラブルや闇バイトの危険性について具体的な事例を紹介しました。薬物乱用防止教室では、薬剤師の鶴見嵯枝子氏が、薬物依存の怖さと予防の大切さについて語りました。
生徒の声
永野 里苑さん(岩切中出身)
SNSに投稿した内容から個人情報が広まる危険を知り、使い方を見直すきっかけになりました。これからはネットのルールを守って、安全に使っていきたいです。
相澤 謡さん(宮床中出身)
交通事故は身近な問題で、自分にも起こりうると感じました。普段から周囲をよく見て、安全に行動したいと思います。
菊地 清太さん(丸森中出身)
DVDの映像が印象に残りました。事故は一瞬で起こるものだと実感し、交通ルールをしっかり守ろうと思いました。
今回の講話を通じて、生徒たちは自分の行動を見つめ直し、命を守る意識を高めることができました。今後も継続的に安全教育に取り組んでまいります。
本校が「子供の読書活動優秀実践校」として文部科学大臣表彰を受賞しました
令和7年4月23日(水)、東京都渋谷区にある国立オリンピック記念青少年総合センターにて開催された「子どもの読書活動推進フォーラム」において、本校が「子供の読書活動優秀実践校」として表彰されました。
この表彰は、日頃の図書館活動や授業を通じた読書推進の取り組みが評価されたもので、全国の幼稚園・小中高校・図書館・団体等の中から選ばれる大変名誉あるものです。
当日は、フォーラム内で表彰式が行われ、代表者に対して文部科学省関係者より表彰状が授与されました。特別講演や各団体によるポスターセッションも実施され、会場には読書活動に熱意をもつ多くの教育関係者が集まり、各地の取り組みに関する意見交換が行われました。
今後も柴田高校では、生徒一人ひとりが本に親しみ、自ら学び続ける姿勢を育めるよう、読書活動のさらなる充実を図ってまいります。