トピックス 令和7年度
1学年 志教育(第2回)を実施しました
12月10日(水)6校時、体育館にて1学年を対象とした「志教育(第2回)」を行いました。講師に株式会社ジンジブキャリア教育開発部の和田寿子氏をお招きし、「自己理解~興味・価値観の整理」をテーマにお話しいただきました。
講話の前半では、前回の「働く目的」(レンガ職人のたとえ話)を振り返りながら、進路選択の土台となる「自己分析」の大切さについて説明がありました。自分の大切にしたいこと=価値観を知ることで、自分の強みを相手に伝えられることや、自信をもって進路を選べるようになることが強調されました。
後半は、配付資料を用いてのワークに取り組みました。生徒たちは多くのキーワードの中から、自分が大切にしたい価値観を5つ選び、その理由を文章にしてまとめました。続いてペアで紹介し合い、代表生徒が全体の前で発表する場面では、「ユーモア」「自由」「挑戦」「信頼」「絆」など、印象的な言葉とそれぞれの思いが語られました。
講話の最後には、想定外の出来事や偶然の出会いも、自分の好奇心や柔軟な姿勢しだいで成長のチャンスになるというメッセージが伝えられました。今回の志教育を通して、生徒一人ひとりが「自分らしい生き方」や今後の高校生活の過ごし方について考える時間となりました。
2年進路ガイダンスを実施しました
12月10日(水)、2年生を対象に進路ガイダンスを行いました。大学・短期大学・専門学校など約30校の講師の方をお招きし、生徒は興味のある分野ごとの講座に分かれて受講しました。
当日は、普通教室や理科室、体育講義室、図書室など校内各所を会場として実施され、生徒たちは各分野の学びの特徴や将来の選択肢について、直接説明を受けました。実際に話を聞くことで、進路についての視野が広がった様子が見られました。
今回のガイダンスが、生徒それぞれの進路を考えるきっかけになれば幸いです。
柴高通信 第8号を発行しました
今回の「柴高通信」第9号では、体育科の東京方面修学旅行の様子を中心に 、部活動の県新人大会での活躍 、そして2学年の郷土の歩みをたどる探究活動の模様を紹介しています 。
修学旅行では東京ディズニーシーでの研修 や都内での自主研修を行い 、国立オリンピック記念青少年総合センターへの宿泊や日本体育大学の見学を通して、多くの学びと充実した時間を過ごしました 。部活動では、剣道部女子団体が東北選抜への出場権を獲得 、ウエイトリフティング部男子が10年連続優勝 、柔道部男子団体が3位入賞 と、日々の鍛錬の成果が形となりました 。さらに、探究活動では「しばたの郷土館」を訪れ、地域の歴史を肌で感じ取る貴重な学びの機会となりました 。
秋季生徒総会を実施しました
11月26日(水)、本校第一体育館にて「秋季生徒総会」を行いました。
新しい生徒会長や役員の紹介、各委員会・部活動からの中間報告、そして令和7年度後期の活動に向けた審議などが行われ、学校全体の方針を共有する大切な時間となりました。
生徒一人ひとりが学校生活をより良くしていくために、真剣に参加していました。
郷土の歩みをたどる探究活動――2年生が「しばたの郷土館」で地域史を学ぶ
10月14日金曜日、本校の総合探究学習の一環として、2学年の生徒6名が「しばたの郷土館」を訪問し、柴田町の戦前・戦後の歴史について理解を深めました。
当日は、学芸員の岡山卓矢様より、海軍第一火薬廠で実際に使われていた土管やトロッコレール、道標、さらに当時の敷地を再現したジオラマなど、当時を伝える展示物をもとに説明をいただきました。柴田町にかつて第一海軍火薬廠があり、アジア最大規模の生産量を誇っていたこと、約1万人が働いていたこと、そして戦後には同施設が米軍に接収され、雇用の減少や治安悪化など町が大きな転換点を迎えたことを知ることができました。
その後、柴田町が自衛隊駐屯地、工場、大学などの誘致を積極的に進めることで復興を図り、第一海軍火薬廠の広大な土地を平和利用へと転換してきた歩みについても理解を深めました。これらの施設の背景には、当時の科学者や技術者たちが、地域の未来を見据えながら「平和な社会を築くために自らの技術を生かす」という姿勢で取り組んできた歴史があり、その志が今日の町の発展にもつながっていることを感じ取ることができました。
最後に、仙台大学構内にある「勤労動員学徒の碑」を見学しました。碑の背後に残る「万年塀」は第一海軍火薬廠時代のもので、戦後80年を経ても崩れずに残る重厚な造りが、地域に刻まれた歴史の深さを静かに伝えていました。
今回の探究活動の成果は、1月24日に宮城県庁で開催される「高校生フォーラム」にて発表する予定です。今回の学びを通して、生徒たちは郷土の歴史と向き合いながら、その歩みを未来へつなぐ視点を養っています。
地震と火災を想定した防災訓練を行いました
11月12日(水)に、防災訓練を行いました。今回は、地震発生後に調理室付近から火災が起きたという想定のもと、避難や通報の手順を確認しました。
「緊急地震速報」の放送のあと、生徒たちは教室で落ち着いて待機し、教職員が校内の安全状況を確認しました。その後、火災発生を知らせる放送が入り、生徒たちは教職員の指示に従ってグラウンドへ避難しました。
避難後には、柴田消防署の方々のご指導を受けながら、水消火器を使った初期消火訓練も行いました。参加した生徒たちは真剣な表情で訓練に臨み、災害への備えの大切さを感じている様子でした。
今回の訓練を通して、いざという時にも落ち着いて行動できるよう、日ごろから意識を高める機会になりました。
本校ウエイトリフティング部の活躍を紹介した『めざせ!頂点』が公開されています
本校ウエイトリフティング部が、東日本放送の番組「めざせ!頂点」で紹介されました。この特集は、11月に放送されたもので、現在YouTubeで視聴することができます。
番組では、日々の厳しいトレーニングに励む部員たちの姿や、大会での真剣な挑戦の様子が紹介されました。限界に挑みながらも互いに支え合い、自己記録の更新を目指す選手たちの姿勢には、柴田高校の「挑戦する心」があらわれています。競技の迫力とともに、ウエイトリフティング部のチームワークと情熱を感じられる内容となっています。
津軽三味線の響きに魅了――第39回芸術鑑賞会を開催
10月22日(水)、仙南芸術文化センター「えずこホール」にて、第39回芸術鑑賞会が行われました。
今年度は、津軽三味線と邦楽ユニット「あべや(影向舎)」をお迎えし、力強くも繊細な音色に包まれた約80分間の公演となりました。
開会行事では、若松悠太さん(日吉台中出身)が司会進行を務め、落ち着いた声で式全体を丁寧に導きました。会場の雰囲気を温かくまとめ上げる姿が印象的でした。
続いて行われたオープニング演出「白虎行列」では、阿部金三郎さん・銀三郎さんとともに、魚住優斗さん(沖野中出身)、佐々木柚太さん(袋原中出身)、佐々木龍正さん(富沢中出身)の3名が登場。法被とお面を身にまとい、客席から舞台へとゆっくり進む姿に、会場からは大きな拍手が送られました。
公演の最後には、村上柚乃介さん(小原中出身)が感謝の気持ちを込めて出演者に花束を贈呈。緊張の中にも誠実さが伝わる見事な花束贈呈となりました。
津軽三味線と和太鼓が織りなす圧巻の演奏に、生徒たちは日本の伝統芸能の魅力を肌で感じ、心に残るひとときを過ごしました。
柴高通信 第7号を発行しました
今回の「柴高通信」第7号では、2学年の関西方面修学旅行の様子を中心に、高校生と町議会議員との懇談会、そして校内体育大会の模様を紹介しています。
修学旅行では大阪・京都を巡り、班行動やUSJでの体験を通して多くの学びと笑顔が生まれました。懇談会では、地域の未来を自分たちの問題として真剣に語る生徒たちの姿が印象的でした。さらに、体育大会ではクラスTシャツが彩る熱気あふれる競技の数々が展開され、絆の深まりを感じられる2日間となりました。
ぜひご覧ください。
▶柴高通信 第8号(PDF)はこちら
1年進路ガイダンスを実施しました
10月15日(水)の5・6校時に、1学年生徒を対象とした進路ガイダンスを実施しました。
本校では、生徒一人ひとりが早い段階から自分の将来について考える機会を持つことを目的に、専門学校や大学の講師を招いて職業理解を深めるガイダンスを行っています。
当日は(株)さんぽうの協力のもと、約30校の大学・専門学校の先生方にお越しいただき、医療・福祉、情報・デザイン、教育、理工、観光など多様な分野に分かれて説明を受けました。
生徒たちは各会場を移動しながら、自分の興味のある分野について熱心に耳を傾け、質問をする姿も見られました。初めて知る職業や学問分野に触れ、「将来の選択肢を広げるきっかけになった」との声も聞かれました。
今回のガイダンスを通して、進路に対する関心をさらに高め、これからの学校生活や学習の目標設定につなげていってほしいと思います。