トピックス 平成27年度

トピックス 令和7年度

柴田町議会議員と本校生徒との懇談会を実施しました

 令和7年10月3日(金)、柴田町議会と本校の共催による「柴田町議会議員と高校生との懇談会」が、本校会議室にて開催されました。

 この懇談会は、高校生が地域や議会・政治に関心を持ち、将来のまちづくりについて主体的に考えることを目的として行われたものです。町議会議員18名と、本校の公民履修生徒33名が参加し、「20年後も住み続けたいまち~あなたが市町村長だったら?~」というテーマのもと、ワールドカフェ形式で活発な意見交換が行われました。

各グループの発表

 生徒たちは10のグループに分かれ、町の課題や将来の姿について自由に語り合いました。
 発表では次のような意見が多く見られました。

  • 商業施設や飲食店を増やしたい。 SNSを使った情報発信や、募金・クラウドファンディングによる資金集めを提案。
  • 地域のイベントをもっと盛り上げたい。 商工会と協力して祭りを拡大し、交流の場を作るアイデアも。
  • 交通機関や排水設備を整え、住みやすいまちに。 町民バスの運行やインフラ整備の必要性が挙げられました。
  • 若者が集まれる場所を作りたい。 スターバックスやショッピングモール、アスレチック施設などの設置案も登場。
  • 募金・ボランティアなど、自分たちができることから行動する。 ポイ捨てをしないなど、身近な実践を重視する意見もありました。
  • 政治参加の重要性。 「まずは選挙に行くことが大切」との声もあがり、社会との関わりを意識する姿が見られました。

 どの班も「お金」「交通」「お店」「人のつながり」といった共通のテーマを軸に、現実的な視点と夢のある発想を交えて発表しました。

生徒の感想

 発表の後には、生徒代表2名が感想を述べました。

島 奏和さん(福岡中出身)は、
「自分たちの住む町をより良くするために話し合う機会が持てて、とても良かった。何をするにもお金が必要だと感じたので、町や県としてどうやって資金を増やしていくかを考えていくことが大切だと思った」
と話しました。

柴崎昊之さん(角田中出身)は、

「選挙制度について学べてとても勉強になった。地元の未来を考えるいい機会になり、これをきっかけに自分も選挙に参加したい。みんなの意見を聞いて、自分にはなかった考え方を知ることができた」
と語りました。

 


 生徒たちにとって、自分の住む地域を見つめ直し、まちづくりを“自分ごと”として考える貴重な学びの時間となりました。

後期始業にあたって全校集会を実施しました

 10月1日、壮行式に引き続き、全校集会が行われ、本日より令和7年度後期がスタートしました。

 校長先生が修学旅行の見送りのため不在だったことから、半田佳之教頭先生より、後期の開始にあたって次のようなお話がありました。


「皆さん、昨日で前期が終わり、今日から後期の学校生活が始まります。まずは前半を振り返ってみて、ぜひ後半もより良いものにしていってほしいと思います。特に3年生は卒業まで残り5か月。残された日々を一日一日大切に過ごしてください。

 ここで2つお話しします。


 1つ目は“身だしなみ”についてです。季節は衣替えの時期になってきましたが、改めて服装を整えることを意識してほしい。服装は相手にメッセージを伝えるものです。例えば、ネクタイをだらしなくしてボタンを外したまま話をしても、相手には『やる気がない』と伝わってしまいますよね。言葉に出さなくても、見た目から伝わるものがある。だからこそ、日々の身だしなみはとても大事なんです。

 もう1つは“自然に目を向けること”です。夏にはホトトギスの声が聞こえていましたし、これからの季節はキンモクセイの香りも漂ってきます。普段の生活は人間関係に気を取られがちですが、ときには自然に目を向けて心をリフレッシュしてください。そうすることで、勉強や部活動にも前向きに取り組めると思います。


 続いて佐藤隆行教務部長から、後期の学習に関するお話がありました。前期の成績を振り返り、課題があった人もここからの取り組みで十分に挽回できること、提出物や授業への姿勢を大切にして良い成績につなげてほしいと励ましの言葉がありました。

 後期の学校生活が、生徒一人ひとりにとって充実したものになることを期待しています。

第79回国民スポーツ大会 壮行式を実施しました

 10月1日(水)、本校第1体育館にて「令和7年度 第79回国民スポーツ大会 壮行式」を行い、参加する選手たちを激励しました。

 まず、生徒会長の米谷煌愛さん(船迫中出身)から「柴田高校の代表としてだけでなく、宮城県、東北を代表する選手として、大会を楽しみつつ思い出に残るものにしてほしい」との挨拶がありました。

 続いて、出場選手による決意表明が行われました。

ウエイトリフティング部 3年 青島昊伸さん(五城中出身)


「ここまでご指導いただいた先生方や仲間、家族への感謝を胸に、柴田高校魂を発揮して最後まで戦い抜きます」と力強く述べました。

ウエイトリフティング部 2年 高橋虹心 さん(金ケ瀬中出身)


「インターハイでは8位入賞に終わったので、今回はさらに上の順位を目指して頑張ります」と次なる目標を語りました。

陸上部 3年 魚住優斗 さん(沖野中出身)


「100mに出場します。決勝進出を目指し、一点でも多く宮城県に貢献できるように全力で頑張ります」と意気込みを表しました。

 最後に大きな拍手で選手を送り出し、全校生徒が一丸となって応援する気持ちを共有しました。

 選手の皆さんの健闘を心から祈ります。

交通安全を祈念 本校硬式野球部が合同出発式に参加

 9月19日(金)、柴田球場(アステムチャレンジスタジアム)において開催された「令和7年度 秋の交通安全県民総ぐるみ運動 柴田地区合同出発式」に、本校硬式野球部員3名が参加し大役を務めました。式では、挨拶(柴田地区交通安全協会長・柴田町長・大河原警察署長)があり、続いて元主将の相澤謡さん(宮床中出身)が3つの誓いを含む「交通安全の宣誓」を述べました。この後、阿部快さん(名取二中出身)・石川京介さん(郡山中出身)のバッテリーにより、交通安全を祈念した「始球式」が行われ、打席に立った大河原警察署長が豪快に空振りし、「ストライク!」のジャッジで会場は大いに盛り上がりました。
 明日で、10日間の運動期間は終わりますが、毎日の登下校で自転車等を使用する生徒も多いことから、引き続き「交通安全」に努めてまいります。