1学年 総合的な探究の時間 分野内発表を実施
3月17日(月)、1学年の生徒たちが「総合的な探究の時間」において分野内発表を行いました。本発表では、生徒たちがこれまで探究してきたテーマについてまとめ、各チーム5分程度で発表を行いました。
発表の概要
生徒たちはさまざまな社会的課題や興味・関心のあるテーマを設定し、探究を進めてきました。各チームは、自分たちの考察や調査結果をスライドやポスターを活用して発表し、クラスメートや担当教員と意見を交わしました。
発表テーマ(一部抜粋)
生活分野
- LGBTQに対する偏見をなくす(LGBTQ協会)
- 学生の制服の効果
- 少子化を少しでも改善するには(チーム平間)
- 貧困の差をなくすために(貧困チーム)
- 健康・医療分野
- ホームレスの住める場所について(スラムGUYS)
- スポーツと栄養が不足しなければ病気にならないのか(チームシバター's)
- 高校生の整形について(アントン)
国際関係分野
- 北欧の幸福度(いちご大福)
- 核兵器の被害について(国際の森)
- 住み続けられる街づくり(山崎チーム)
環境分野
- 海のごみ問題(SKY)
- 地球温暖化対策(STAR Light)
- 柴田町のポイ捨てゴミを減らす(チーム健)
科学技術分野
- スマホ依存を減らす(Jurassic Busters)
- SNS被害防止(かすり傷)
- ネット犯罪対策ポスター作製(西くんファミリア)
地域・学校分野
- 柴田高校の部活が強い理由(柴田高校をPRし隊)
- 柴田町の魅力を発信するには(柴田知りたい!)
- 仙台市の魅力探索(仙台市探索)
発表を終えて
生徒たちは、それぞれの発表を通じて課題に対する理解を深め、論理的な思考力やプレゼンテーションスキルについて自信を持つことができたようです。発表後には、クラスメートや教員からの質問や意見交換もあり、新たな視点を得る機会にもなりました。
生徒の感想
- 「北欧の幸福度はなぜ高いのか」という発表を聞いて、北欧の幸福度が高い理由について、具体的なデータや事例を交えた説明があり、とても分かりやすかったです。特に、福祉制度や教育環境などの要素が幸福度に大きく関わっていることを知り、納得しました。
普段あまり考えたことのないテーマでしたが、発表を聞いて北欧の生活環境や価値観の違いについて深く理解することができました。日本との比較もあり、自分たちの生活についても考えさせられる内容でした。(立山 恵太朗さん:山田中出身)
- 「海のごみ問題」という発表を聞いて、海に最も多く捨てられているごみがプラスチックであることを改めて実感しました。海洋環境の悪化を防ぐためにポスターを作成し、啓発活動を行うというアイデアはとても良いと思いました。ポスターを通じて多くの人に問題意識を持ってもらうことで、ゴミの削減やリサイクルの促進につながると感じました。
また、発表の内容がとても分かりやすく、具体的なデータや事例を交えて説明されていたため、海の環境問題がより身近な課題として感じられました。今後、自分自身もプラスチックごみの削減を意識し、環境保護に貢献していきたいと思いました。(大川美月さん:北海道岩見沢市立明成中出身)
これからも生徒たちが主体的に学び、社会に貢献できる力を身につけていけるよう、学校としても引き続き支援していきます。