トピックス 平成27年度

トピックス 令和7年度

陸上競技部・サッカー部 壮行式を実施しました

 5月21日(水)、県高校総体に出場する、陸上競技部・サッカー部を激励する壮行式を実施しました。会場となった中庭では、出場する選手たちが堂々と決意を語り、それを見守る生徒たちから温かい拍手が送られました。

 生徒会長・米谷煌愛さん(船迫中出身)が開式の挨拶に立ち、「これまでの練習の成果を存分に発揮し、結果以上に自分らしいプレーをしてきてほしい」とエールを送りました。

 陸上競技部からは、男子代表の佐々木龍正さん(富沢中出身)、女子代表の大槻茜さん(中田中出身)がそれぞれ決意を述べました。「東北大会・インターハイへの出場を目指し、自己ベストを更新できるよう全力を尽くしたい」と力強く語りました。

 また、サッカー部代表の兜森楓芽さん(船迫中出身)は、「今大会は単独チームで出場する初の機会。仲間17人とともに、1回戦突破を目標に全力で戦ってきます」と、意気込みを表明しました。

 校長の山崎健二先生からは、「物事の成否は準備にかかっている」との言葉が贈られ、「本番に向けて、心身ともに最高の準備を整えて臨んでください」と激励の言葉がありました。

 最後は、校歌を全校生徒で斉唱し、壮行式は温かい雰囲気の中で閉式となりました。

 出場選手の皆さんの健闘を、学校全体で応援しています。

令和7年度 交通安全・ネット被害防止・薬物乱用防止教室を実施

 5月9日(金)、本校第一体育館にて、全校生徒を対象とした「交通安全教室」「ネット被害防止教室」「薬物乱用防止教室」を実施しました。生徒の安全意識を高めることを目的に、それぞれの分野の専門家を講師としてお迎えしました。

 交通安全教室では、大河原警察署の鈴木真平氏が、自転車事故の実態やヘルメットの重要性、事故の責任について分かりやすく説明。ネット被害防止教室では、永井千智氏がSNSトラブルや闇バイトの危険性について具体的な事例を紹介しました。薬物乱用防止教室では、薬剤師の鶴見嵯枝子氏が、薬物依存の怖さと予防の大切さについて語りました。


生徒の声

永野 里苑さん(岩切中出身)
 SNSに投稿した内容から個人情報が広まる危険を知り、使い方を見直すきっかけになりました。これからはネットのルールを守って、安全に使っていきたいです。

相澤 謡さん(宮床中出身)
 交通事故は身近な問題で、自分にも起こりうると感じました。普段から周囲をよく見て、安全に行動したいと思います。

菊地 清太さん(丸森中出身)
 DVDの映像が印象に残りました。事故は一瞬で起こるものだと実感し、交通ルールをしっかり守ろうと思いました。


 今回の講話を通じて、生徒たちは自分の行動を見つめ直し、命を守る意識を高めることができました。今後も継続的に安全教育に取り組んでまいります。

本校が「子供の読書活動優秀実践校」として文部科学大臣表彰を受賞しました

 令和7年4月23日(水)、東京都渋谷区にある国立オリンピック記念青少年総合センターにて開催された「子どもの読書活動推進フォーラム」において、本校が「子供の読書活動優秀実践校」として表彰されました。

 この表彰は、日頃の図書館活動や授業を通じた読書推進の取り組みが評価されたもので、全国の幼稚園・小中高校・図書館・団体等の中から選ばれる大変名誉あるものです。

 当日は、フォーラム内で表彰式が行われ、代表者に対して文部科学省関係者より表彰状が授与されました。特別講演や各団体によるポスターセッションも実施され、会場には読書活動に熱意をもつ多くの教育関係者が集まり、各地の取り組みに関する意見交換が行われました。

 今後も柴田高校では、生徒一人ひとりが本に親しみ、自ら学び続ける姿勢を育めるよう、読書活動のさらなる充実を図ってまいります。

 

自分の強みを見つめ直す ― 4月30日 総合的な探究の時間(第2学年)

 4月30日(火)、第2学年では「総合的な探究の時間」において、キャリアデザインに関する学習を行いました。今回は、将来の進路選択や自己PRにつなげていくために、「自分の性格や特性を見つめ直し、それをアピールできるエピソードとして整理する」という活動に取り組みました。

 使用した教材では、経済産業省の提唱する「人生100年時代の社会人基礎力」に基づき、「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」といった観点から自分自身を振り返りました。生徒たちは、自分の行動や思考のクセ、周囲との関わり方などを丁寧に言語化し、これまでの探究活動や日常生活の中から具体的なエピソードを掘り起こしていました。

 また、「クラゲチャート」という思考ツールを使い、自分のアピールポイントを根拠とともに視覚的に整理することで、自己理解をさらに深めることができました。

生徒からは、

 「自分の意外な一面に気づいた」

 「普段は当たり前だと思っていたことも、強みになると分かった」

 「エピソードを思い出す中で、成長を実感した」

 といった前向きな声が聞かれました。

 今後も、探究活動を通して得た経験や気づきを、自らの進路や生き方に結びつけていけるよう支援していきます。

スマホとの付き合い方を考える探究活動  ~1年生で実施、1年2組の様子より~

 4月30日(水)、総合的な探究の時間において、1年生各クラスがそれぞれ設定したテーマをもとに、現代社会の課題について意見を交わしました。身近な話題を切り口に、自分自身の生活や価値観を見つめ直す機会となりました。

 そのうち、1年2組では「ケータイ/スマホとどう付き合うか」をテーマに探究活動を実施しました。生徒たちは、自身のメディア接触時間を算出し、年間の授業時間と比較することで、学びと生活のバランスについて考察しました。また、小中学生がスマホを持つことへの賛否を多角的に検討し、家庭でのルールや使い方についても意見を出し合いました。

 さらに、授業でスマホを活用する方法についてもアイデアを出し、「調べ学習に活用する」「スクリーンで意見共有」「ネットドリルの利用」など、前向きな提案が多く見られました。

 情報機器が生活に密着する現代だからこそ、生徒たちがその扱い方を主体的に考える姿勢が印象的な時間となりました。

『柴高通信』第2号を発行しました

 

  令和7年度の柴田高校の今を伝える『柴高通信』第2号を発行しました。今号では、硬式野球部が春季大会で快勝した様子や、各部活動の地区大会スタートの話題を中心にお届けしています。

 また、「総合的な探究の時間」が始まり、1・2年生それぞれが主体的な学びに挑戦している様子や、8月に開催予定のオープンキャンパスについても紹介しています。

 柴田高校の今を感じられる内容となっています。ぜひご覧ください。

柴高通信第2号

図書館オリエンテーションを実施しました

 4月28日(月)、1年2組の生徒を対象に、図書館オリエンテーションを実施しました。
 本校では、1学年の各クラスごとに、図書館の使い方やルールを学ぶオリエンテーションを行っています。

 今回は、司書の先生から、図書館の基本的な利用方法や、本の借り方・返し方、図書館内でのマナーについて説明がありました。
 図書館には約2万冊の蔵書があり、新聞やインターネットが利用できるパソコンも設置されています。読書だけでなく、進路や探究活動に向けた調べ学習にも活用できる環境が整っています。
 説明後には、読書意識調査のアンケートに記入し、実際に本を借りる体験も行いました。
 生徒たちは、興味のある本を手に取りながら、図書館をより身近に感じた様子でした。 図書館は「みなさんの夢をサポートする場所」です。
 なお、本校図書館は、今年度、子供の読書活動優秀実践校として「文部科学大臣表彰」を受賞しました
 これからの高校生活の中で、たくさん利用してほしいと思います。

【参考】

令和7年度「子供の読書活動優秀実践校・園・図書館・団体(個人)文部科学大臣表彰」を行います(文部科学省)

 

春季地区大会 野球部が初戦を快勝

 令和7年4月19日(土)、名取市民球場にて開催された第19回春季宮城県高等学校野球南部地区大会において、本校野球部は大河原産業高等学校と対戦し、11対0で勝利しました。

 

 試合は2回表、本校が先制点を挙げると、3回には3点、さらに5回には6点を加え、効果的な攻撃で試合を優位に進めました。打線では、相澤謡選手(宮床中出身)が3安打、佐藤裕太選手(大河原中出身)が2安打3打点の活躍を見せるなど、全体で11安打と打線がつながりを見せました。

 試合後、佐藤選手は次のようにコメントしています。

 初戦をしっかり自分たちの形で決めようという思いで、1週間前からチーム全体で取り組んできました。プレーのすべてが完璧だったわけではありませんが、雰囲気もよく、内容のある試合にできたと思います。秋から積み重ねてきたことを、春の最初の試合で形にできたことは、大きな意味があると感じています。

 投手陣も好調で、先発の作間建斗投手(村田二中出身)が4回を無安打無失点、4奪三振の内容で試合を作ると、渡邉佳祐投手(村田一中出身)が5回をしっかりと締め、継投で相手打線を無安打に抑えました。守備でも落ち着いたプレーを見せ、失策は1つにとどまりました。

 当日は、多くの保護者の皆様や在校生が球場に足を運び、熱い声援を送ってくださいました。温かいご声援、誠にありがとうございました。

 今後、各運動部においても地区大会が本格的に始まります。引き続き、生徒たちへの応援をよろしくお願いいたします。

3学年「進路ガイダンスⅠ(分野別集会)」を実施しました

 4月16日(水)、6校時のLHRの時間を活用して、3学年対象の「進路ガイダンスⅠ(分野別集会)」を実施しました。これは進路決定学年としての1年のスタートにあたり、生徒一人ひとりが自己の進路に改めて目を向け、希望の実現に向けた1年間の見通しを立てることを目的とした取り組みです。

 4月9日に実施した進路希望調査に基づき、生徒がそれぞれの希望分野に分かれて各会場へ移動。大学・短大、看護専門学校、専門学校(看護・医療系以外)、民間就職、公務員の5つの分野に分かれ、講師や担当教員による具体的な進路情報の説明やスケジュールの確認を行いました。

 たとえば、大学・短大希望の生徒には課外活動や模試の予定、志望校調査の進め方などが案内され、民間就職希望の生徒には求人票の探し方や今後のスケジュール、必要な準備などが示されました。また、公務員希望者には受験スケジュールの説明のほか、実際の演習も行われました。

 今回のガイダンスを通して、生徒たちはそれぞれの立場で自分の進路に向き合い、これからの高校生活をどう過ごすかを考える機会となりました。