茶華道部

 茶華道部の活動

 茶道には「和敬茶道の練習清寂」という茶道の心得を示す言葉があります。「和」はお互いに心を開くこと,「敬」はお互いに敬うこと,「清」は見た目だけでなく心の中も清らかであること,「寂」は動じない心を表します。「和敬清寂」は茶道だけでなく,普段の生活にも通じると言われています。お点前の作法だけでなく,日常の礼儀作法やおもてなしの心なども茶道を通して学ぶことができます。また昨年度から華道の活動を再開しており,華道は「道」という言葉からも分かるように,花を美しく見せる技術だけでなく,稽古を通じて心を高めることも目的のひとつにしています。華道・茶道ともに外部指導者の先生にご協力いただき,より専門的で充実した活動内容になっています。

☆稽古日 茶道:毎週火・木曜日,華道:毎週水曜日

 

【柴高祭】 

 今年の柴高祭は和室でのお点前披露を予定しており,いつも以上に足運びの動作や作法を重点的に練習しています。今年もコロナ感染症の影響により抹茶の提供はできないことが予想され,代わりにお茶と和菓子の販売を行う予定です。

 

【仙南総文祭茶道専門部研修会】

 昨年は柴田町にある「しばた郷土館」敷地内の如心庵にて研修を行いました。お菓子は持ち帰りとなりましたが,他校の生徒との交流や本格的な茶室で流れるようなお点前を直に見て,刺激を受けることができました。今年度の研修会も生徒たちは心待ちにしています。

 

【全国高校生 花いけバトル】花いけバトル

 昨年から再開した華道の活動の一つとして,お花の大会に参加しました。5分間という短い時間に即興で花をいける大会です。初めは戸惑いながら生けていた生徒たちも,いつしか大胆にそして堂々と生けるようになっていました。結果は残念でしたが,なかなか活躍の場を持てずにいた生徒にとって本当に貴重な経験ができたと思っています。大会の様子はYouTubeで配信されていますので,興味を持った方はぜひご覧下さい。※2021年 全国高校生花いけバトル 東北大会