2024年12月の記事一覧
進路ガイダンスが行われました(2学年)
12月11日(水)5校時・6校時に、2学年を対象とした進路ガイダンスが行われました。このガイダンスでは、生徒たちが自分の将来の進路について具体的なイメージを持つことを目的に、大学、短期大学、専門学校の代表者にご来校いただき、幅広い進学先についての情報提供が行われました。
参加していただいた学校は、大学12校、短期大学5校、専門学校21校の合計38校に及びました。生徒たちは、自分が希望する学校のブースをあらかじめ選択し、各校の講師の方からカリキュラムの特徴や資格取得のサポート、卒業後の進路などについて詳しい説明を受けました。
大学ブースでは、進学後の学びの広がりや研究環境についての具体的な情報が提供されました。短期大学のブースでは、実践的な学びや就職支援の充実ぶりが紹介されました。また、専門学校のブースでは、多様な職業に直結した実践的な教育内容や資格取得支援が説明されました。
生徒たちは、それぞれの興味や希望に応じて複数のブースを訪れ、積極的に質問を投げかけることで進路選択に向けた具体的な視野を広げていました。今回の進路ガイダンスを通じて、生徒たちは自分の将来について、より深く考えるきっかけを得ることができたと思います。本校では、これからも生徒たちの進路選択を支えるための取り組みを続けていきます。
探究活動で課題に向き合う(第1学年)
12月11日(水)5校時、1年生は総合的な探究の時間で課題解決に向けた活動を行いました。前回の授業で明らかにしたテーマの現状や原因、背景をもとに、各チームが「解決したい課題」を整理し直し、具体的な解決策を考える準備を進めました。
生徒たちは、国内外の実際の取り組み事例を調べながら、自分たちの課題にどう活かすかを議論。スマートフォンやタブレットを活用した情報収集や、図書室の先生への相談など、自主的で熱心な姿が印象的でした。次回は、インタビューやアンケートを通じて課題解決の糸口をさらに深めていく予定です。
この探究活動を通じて、1年生が自ら考え行動する力を磨いていく姿に期待が高まります。
金融経済教育セミナーを実施しました(第3学年)
12月11日(水)6校時、第3学年を対象にした金融経済教育セミナーが行われました。講師としてお招きしたのは、SMBCコンシューマーファイナンス株式会社の若松千尋様です。本講座では、若者が知っておくべき契約や金融トラブルに関する基礎知識を中心に、具体例を交えて分かりやすく解説していただきました。
冒頭では、「契約」とは法的な約束であり、権利と義務が発生することが説明されました。特に近年、成年年齢が18歳に引き下げられたことで、未成年者取消権が行使できなくなり、若い世代が契約に伴う責任を果たす必要性が高まっています。このため、契約内容をしっかり理解することの重要性が強調されました。
次に、ローンとクレジットの仕組みについての解説がありました。ローンは消費者金融会社や銀行との二者間契約であるのに対し、クレジットカードは三者間契約となり、それぞれの特徴や利用時の注意点が具体的に説明されました。また、個人信用情報機関が果たす役割や、信用を失うリスクについても触れられ、生徒たちは自身の行動が将来の生活にどのように影響するかを考える機会となりました。
さらに、金融トラブルの具体例として「アルバイト詐欺」や「名義貸し」などが紹介されました。特に、「楽して稼げる」「お金を借りるだけ」といった甘い誘い文句に隠された危険性についての説明には、生徒たちも真剣な表情で耳を傾けていました。また、スマートフォン代金の分割購入もクレジット契約の一つであることが解説され、身近な例を通じて金融リテラシーの向上が図られました。
講座の最後には、困ったときに頼れる相談窓口についての情報が提供されました。一人で抱え込まず、家族や友人、相談窓口に相談する大切さが強調されました。特に、仙台お客様サービスプラザを含む「みやぎ教育応援団」の活動が紹介され、地域における支援体制の重要性も再確認されました。
今回のセミナーを通じて、生徒たちは金融に関する基礎知識を学び、将来のトラブルを未然に防ぐための具体的な対策を理解することができました。若松様をはじめ、ご協力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。この学びを日常生活に活かし、金融リテラシーを向上させていけるよう、引き続き支援してまいります。
明治安田生命様より寄贈いただいたサッカーボールを展示中です
このたび、明治安田生命保険相互会社様より、サッカーボールを寄贈いただきました。現在、事務室前に展示しております。
今回の寄贈は、明治安田生命様が進める「未来世代応援アクションwithカズ」の一環で、全国の子どもたちへ希望と夢を届けるプロジェクトの一部です。このプロジェクトでは、明治安田生命の新たな企業タレントに就任された“キングカズ”こと三浦知良選手の協力のもと、三浦選手の背番号「11」にちなみ、全国に1.1万個のサッカーボールが贈られています。
三浦選手は現在、ポルトガルの2部リーグ・UDオリヴェイレンセでプレーされており、未来を担う子どもたちに対する応援の気持ちをコメントで寄せています。
本校に寄贈いただいたサッカーボールは、本校生徒にとっても新たな挑戦や夢を考えるきっかけとなるものと思います。この機会にぜひ展示をご覧いただき、スポーツを通じた成長や希望について考えるきっかけにしていただければ幸いです。
展示場所:本校職員玄関 付近